導入実績



KBMは、看護師向け学習方法論、IP(多職種連携)の研修システムとして、以下の機関に導入されました。

  • 順天堂大学練馬病院(東京都)
  • 宮崎大学附属病院(宮崎県)
  • 和歌山県立医科大学附属病院(和歌山県)
  • 芳殊記念病院(石川県)

メタ認知、論理的思考、論理的なコミュニケーションの能力に対する意識が高まり、これらを意識した業務を目指すようになる。



受講者の声



  • 15年ほど看護師をしています。自分の考えや思いを伝えようとしてもうまく伝わらず、本当に伝えたいことが伝わらないことがあります。自分の考えを思い浮かべた時は、それに至る過程があり、同時に否定意見や肯定意見もでます。それを言語化(文章化)することにより、頭の中をクリアにすることができました。
  • 自己の悩みを他者にわかるように伝える表現や、問題をシンプルにとらえるための考え方を、身を持って知ることができた。ツール(今回は、PCとプログラム)により、客観視できたこともよかった。
  • 自分が求めていることはなにか、そして自分の弱いところはどこか、はっきりとではありませんがわかってきたように思えます。特に私自身は、自分が示す意見をきちんと説明しそれを通すという意思が弱いことに気がつきました。
  • この短期間で、大きな考えの変化があるのかなと感じました。今回のワークショップでは、論理的に考えることをゆっくりすることができたので、日頃考えていなかったことを考えることができました。特に、患者さんのことはカンファレンスなどで話をしていますが、やはり、臨床の慌ただしい中だとゆっくり考えられなかったり、感情的になったりしているように感じました。臨床から少し離れて考えることも必要だと思いました。
  • 私は、自分の考えをうまく伝えることができなかったり、感情的になってしまうことが多く、あとから反省することがありました。また、患者さんと接する場面での私の発する言葉の影響が大きく、ことばの重みを感じてきたことがありました。今回、私自身の弱みを改めて認識することができて、これからじっくり考えていくことで自分自身を変えていくことができる力をつけていくことができると思います。
  • カンファレンスや日頃の看護・指導の場面で、自分の思いを整理、まとめることは繰り返してきました。でも、思知のツールに沿って思考過程を整理していくことで、なぜかという問題の根本を明確にしていく方法論が分かったように感じました。思知でのレポートやディスカッションを通して、多くの情報を整理できていないこと、考えたことを裏付けていくための知識の必要性を実感しました。
  • 悩んでいることや抱えている問題が分かり合えて、これまでこころのなかで不消化だったことについて、答えはなくても気持ちが軽くなるようなディスカッションの場となりました。思知で考えを整理していく力を身につけるだけでなく、よい議論ができることで、気持ちが軽くなり精神的な負担軽減ができました。
  • グループワークはとても楽しかったです。事前に出来事の内容や自分、他人の思いや考えが整理されていたために意見を相手に伝えられたからだと思いました。